代表挨拶

2019年6月1日、私たち工房はおかげさまで創業40周年を迎える事ができました。 これまで、弊社に関わって頂いた全ての方に心より御礼を申し上げます。

工房は40年前、札幌にて産声を上げ、事務機器販売からスタート致しました。
しかし、『自分達で作ったものに自分達で価格を付け、自分達で販売する』という創業者の思いの中、メーカーとなるため、早々にシステム開発に舵を切りました。
パソコンの黎明期に『がんばるべあ~』『発車オーライ』など、それぞれが業界トップシェアとなる様々なシステムを開発し、その後建築事業の立ち上げ等を経て、現在では幅広いお客さまにご愛顧をいただいています。

しかし、平成から令和にかけて、人口減少やスマホ、SNS、AI、インバウンド、シェアリングエコノミー、文字や顔・温度や加速度等の様々な認識技術、働き方改革など、トレンドだけでなく人の価値観も大きく変わってきており、商品や会社の在り方も、時代に合わせて常に変化をしていかなければいけない事を強く感じています。

こうした思いのもと、私は2029年の創業50周年を見据え、この40周年を「工房が50周年を迎えるための地盤固め」に位置づけました。

お客様は、商品にお金を払う事で工房に投資をして頂いています。
働く社員は、人生の限られた時間を工房に費やす事で工房に投資をしています。

私達の商品は、その殆どがアフターサービスと一体になって初めて「商品」となります。
お客様は、私達の商品が継続的な成長と継続的な保守が提供される事を前提に商品を購入します。
そしてその商品を開発・サポートする私達が、お客様と接する中でノウハウを蓄積し、新たな技術を吸収しながら次の商品開発を行います。
この循環をこれまで以上に確立させ、「お客様に必要とされる会社」であり「働きたい会社」に今まで以上になっていく事が、50周年のみならず、永続企業になる唯一の道である事を確信し、以下の体制作りを進めていきます。

1、商品開発

既に業務系システムはユーザーである事業者の利用にとどまらず、WEBやスマホによる販売チャネル拡大とサービス向上、事業者サイドでもいつでもどこでも同じ情報が見られるという事が求められています。データ入力においても情報を人が判断して入力するのではなく、文字認識やAI等によって作業補助が行われ、入力作業やチェックから解放される事が必要です。
これらを今後の商品開発に積極的に取り入れ、業務に必要不可欠なシステムに成長させていきます。

2、インバウンド、外国人人材の積極採用と海外開発拠点の設立

インバウンド向けのJapan Bus Onlineを通じて、2018年には18万人の外国人旅行者にバスにご乗車頂きました。また、インバウンド向けマーケティングや技術者育成を目指し、留学生採用を2018年春から始めています。
今後益々の人手不足が予測される中において、計画的な開発を進めていける事を念頭に置き、2020年にアジア圏でのオフショア開発拠点の設立を行います。さらに将来には海外でのビジネスチャンスも視野に入れた体制を作っていきます。

3、働き方改革、人材教育、研究開発

政府主導による働き方改革が既に始まっていますが、これを前向きに受け止め、残業時間の削減に取り組んでいます。この他働き方改革として、社内での服装の自由化、本社でのフリーアドレス化を実施しています。
また、目の前の業務に費やす時間を一定の割合に抑え、将来のための研究開発やセキュリティ委員会などの会社体制強化のための取り組み、スキルアップのための教育など、予算化も含めて進めていきます。


創業50周年の2029年に向かって、やる事は盛り沢山です。
社員一同、全力を尽くしてまいります。皆さま方におかれましてはどうか今後とも厚くご支援賜ります様、よろしくお願い申し上げます。

2019年6月1日
代表取締役社長 成田 明正